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東広島のお寺の屋根:こけら葺改修工事の見学に行って来ました。 | ローコスト住宅・低価格家作り・低価格設計・広島・建築・設計・ローコスト・住宅・古民家・リフォーム・TOM建築設計事務所 リノベーション リフォーム 和風住宅 和モダン 現代和風 中庭のある家 平屋  住宅設計 漆喰塗り 聚楽壁 縁側のある家 土間 土間玄関 

睡蓮

2016/06/16 17:53:44
二週間前のブログに書きました。

東広島のお寺の屋根:こけら葺改修工事の見学に行って来ました。

内部での撮影は部分的に可 ですが公にしてはならない
との事で現場の画像はUP出来ませんが。。
(よって庭の睡蓮の写真)
これでもか?
ってほど山道を車で登りやっと辿り着きました。
門徒さん達はここまで登ってきているのか?

っと要らぬ心配をしたりします。



話が逸れました。

今改修は30年振りとの事

サワラ板を竹釘で幾重にも打ち付け雨から守る。
日本の伝統工法。

この仕事が出来る会社は日本で約10社。
国の文化財ですから出来る会社も限られます。

この度は兵庫県の会社が落札したらしいですが
30年前もこの会社が請け負ったとの事。
以前の資料が残っておりスムーズに進みそうですね。
入り口にあった模型 | 睡蓮 | 日々是楽日 | 広島の設計事務所|TOM建築設計事務所

入り口にあった模型

この状態で全体を仕上げて行きます | 睡蓮 | 日々是楽日 | 広島の設計事務所|TOM建築設計事務所

この状態で全体を仕上げて行きます

30年振りと言う事は・・・

30年に一度この工事が必要と読み替えられます。

文化財ですから地域を挙げて国を挙げて保守して欲しい。
しなくてはならない。 公共工事と位置付けてもいいですね。
ですから費用もボク達の税金が充てられて当然!
この様な所にどんどん注いで欲しい。

このお寺の様に公共工事であれば30年に一度約80坪改修に1億円超の費用は
何の問題もないでしょう・・・

が、文化財でないお寺は??と考えたりします。
1箇寺あたりの門徒さんの数は年々減っていると聞きます。

現在300年前に建てられた鐘楼の改修工事に関わっておりますが
この手の問題は避けては通れません。




なんだか純粋に建築を観に行ってない感がありますが
そんな事ないです!!

足場上での見学中は興奮しっぱなしです。

生きた教材を目の当たりにして刺激一杯
後世に恥ずかしくない仕事をしなくてはいけないな
改めて感じた貴重な時間でした。



あ、
次の都知事選に50億円必要らしいですね。
良く考えると・・まともな知事が選ばれておけば

50x30年=1500年先までこのお寺は安泰だった
ことになりマスゾエ~^^

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